皆さん、こんにちは。今日は、最近テレビや映画でよく見かける、若手俳優の奥平大兼(おくだいら だいけん)さんのお話をしようと思いますよ。ばあば世代から見ると、まだまだあどけなさが残るけれど、演技力はピカイチの好青年。その彼を育てたご両親、どんな方々なのか、そしてどんな家庭で育ったのか、気になりますよね。今日は、ばあば目線で心あたたまる家族のエピソードを交えながらお届けしますね。
奥平大兼さんのご両親は飲食店のご夫婦
まずご両親のお仕事ですが、東京都内で「牛タンバーグ奥の家(おくのや)」という飲食店を営んでいらっしゃるそうです。常連さんに愛される地元の人気店で、お父さんのお人柄とお料理の美味しさが評判だとか。息子さんの大兼さんはあまりお父さんのことを多く語りませんが、家庭では洋楽やクラシックが流れる、文化的で温かい雰囲気のご家庭だったようです。お父さんはロックバンド・レッドホットチリペッパーズが好きで、格闘技にも興味があるそうで、きっと明るく元気なお父さんなんでしょうね。
幼いころからたくさんの習い事を経験
大兼さんが小さいころは、お母さんの「まずはやらせてみよう」という教育方針のもと、ピアノや空手など、いろいろな習い事に挑戦したそうです。空手はなんと、6歳から12歳まで続け、初段の黒帯まで取得、全国大会で型の部で優勝したこともあるそうですから驚きです。ばあばから見ると、こんなに頑張れるのは、ご両親の支えがあってこそですね。お母さんは「まずはやってみなさい」という柔らかいけれど芯のある育て方をしてきた方のようで、そのおかげで大兼さんは挑戦する力を自然に身につけたのでしょう。
家族構成と母の優しさが光る子育て
奥平家はご両親と4歳下の妹さんの4人家族。妹さんとも仲が良いそうで、優しいお兄ちゃんの顔も持っているようです。お母さんは、ピアノも空手も「興味があるならやってみよう」と後押ししてくれる方で、大兼さんはインタビューで「親からの影響が大きい」と何度も語っています。中学受験をして私立の学校に通わせたのも、お勉強にも手を抜かせない、バランスの取れた子育ての現れですね。
母のひと言が背中を押した芸能界デビュー
さて、ここがドラマチックなお話。中学1年生の冬、渋谷駅でスカウトされたとき、大兼さんは「自分は芸能界に向かないかも」と最初は乗り気ではなかったそうです。でも、お母さんが「せっかくできるんだったらやってみたら? やってみてダメだったら別のことをやればいい」と声をかけました。このひと言があったからこそ、後に『MOTHER マザー』という映画のオーディションに挑戦し、演技未経験ながらメインキャストに抜擢されるという大チャンスをつかむことができたのです。ばあばからすると、子どもに「まずはやってごらん」と言える母親って、実はとってもすごいことだと思います。
出典元:シネマトゥデイ
家族の支えがあったからこそ今の活躍がある
スカウトされてもすぐ芸能活動を始めず、中学時代は学業と部活(バスケ)に専念させたのもご両親の考え。高校生になってからデビューしたことで、彼は焦らず自分のペースでステップアップできたのでしょう。従兄弟にはプロキックボクサーの奥平将太さんがいて、家族ぐるみでスポーツや挑戦を楽しむ家庭だったのかもしれませんね。
現在も家族への感謝を忘れない奥平さん
大兼さんは「今の自分があるのは親のおかげ」とインタビューで語っており、普段あまり親御さんの話をしないけれど、心の中ではとても大切に思っていることが伝わります。ばあばの目から見ても、そういう謙虚な姿勢ってとても好感が持てますよね。仕事で忙しい中でも、きっと実家のお店に顔を出したり、お父さんお母さんに感謝の気持ちを伝えているのではないでしょうか。
家族が育んだ人柄が演技にも表れている
最後に、ばあばが特に素敵だなと思うのは、奥平さんの演技からにじみ出る真っ直ぐさ。これは、自由に挑戦させてくれたご両親、そして叱るときは叱り、見守るときは見守ってきた家庭の賜物でしょう。空手で培った集中力、ピアノで身につけた感性、そしてお母さんの「やってみなさい」の精神。どれも俳優という仕事で大きな財産になっています。これからも彼の活躍を、私たちばあば世代も温かく応援したいですね。
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