本名（漢字・読み方）
堂本剛（どうもと つよし）さんの本名は芸名と同じ「堂本 剛」です。日本では本名と芸名を同じにするタレントも多く、剛さんも例外ではありません。苗字は「堂本」、名前の漢字は「剛」、読み方も「つよし」です。子役時代には姉の初恋の人の名前から取った「堂本直宏（なおひろ）」という芸名で活動していましたが、ジャニーズ加入後は本名で活動しています。
本名の由来と家族背景
名前に込められた意味も興味深いです。剛さんは奈良県出身で、6歳年上の姉がいます。父親は誕生時に「強い子に育つように」という願いを込めて「剛」という字を名づけました。また姉がジャニーズのファンだったため、母親がこっそり剛さんの履歴書を事務所に送っています。これがきっかけでオーディションを受けることになり、芸能界デビューにつながりました。家族の支えもあり、剛さんは幼い頃から芸能活動に親しんでいました。
KinKi Kids結成秘話
1991年、姉が応募したオーディションをきっかけに堂本剛さんはジャニーズ事務所に入所し、同じ奈良県出身の堂本光一さんと出会いました。元々はコンサートを見に行くためだけに応募するつもりだった剛さんでしたが、この出会いを機に2人は意気投合し、「W堂本」「カンサイボーヤ」などのユニットで活動を重ねました。そして1993年4月4日のテレビ番組で正式に「KinKi Kids」（関西地方出身の子どもたち）としてデビューが発表されました。当初から同じ姓であることが大きな話題となり、メディアでも「堂本同士」として注目を集めました。
相方・堂本光一との名字エピソード
剛さん自身も結成当初のエピソードをテレビで語っており、なんと担当マネージャーまでもが「堂本」姓だったことを明かしています。「ずっと『堂本』ばかりで怖いですよね」と笑い話にしたこともありました。ただし光一さんとは血縁関係ではなく、二人が偶然同じ苗字だっただけです。
ソロ活動とENDRECHERIプロジェクト
剛さんはKinKi Kidsでの活動と並行してソロプロジェクトも積極的に展開し、特にファンクミュージックに深く傾倒しています。2005年以降は自身の名前でソロシングルやアルバムを発表しましたが、2018年にはソロプロジェクト名を「ENDRECHERI（エンドリケリー）」に改めて再スタートさせました。この名前は古代魚「Endlicheri」に由来し、本人のニックネーム「ケリー（Cheri）」も組み込まれています。ロゴでは旧スペルの「LI」が「RE」に変えられ、「終わり（END）と再始動（RE）」という意味を込めています。ソロ活動でも剛さんは本名を大切にしており、楽曲やファッションには彼らしさがあふれています。
ファンからの呼び名・印象
ファンの間では剛さんは「剛くん」や「つよ」と呼ばれることが多く、親しみを込めて呼ばれています。また、テレビやラジオで見せる率直なトークや飾らない素顔もファンに愛されています。ENDRECHERI名義での活動が始まってからは本人のニックネーム「ケリー（Cheri）」が広まり、多面性に魅了されるファンも多いです。楽曲やステージで見せる独自のファンクスタイルは好評で、セクシーかつ温かみのあるパフォーマンスに定評があります。
ジャニーズ事務所のネーミング方針
ジャニーズ事務所ではグループ名や芸名に独自のセンスを込めることが知られています。KinKi Kidsというグループ名も関西（Kinki）地方出身にちなんだシンプルなネーミングです。最近ではKinKi Kidsを二人の苗字に合わせて「DOMOTO」に改名することが発表されました。剛さんは「あまりにも偶然堂本という苗字で出会ったので」と語っており、ファンからも「同じ苗字らしくていい」と好評です。今後も剛さんは本名と芸名、双方の魅力を活かして活動していくことでしょう。
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