河野景子の家族との絆と現在の活動に迫る 元フジテレビアナウンサーとしての軌跡と母として歩んだ日々そして再出発した今の素顔 河野景子・家族・現在:元横綱夫人から講演家へ、三児の母が歩む新たな道

女性芸能人

河野景子さんは、1988年にフジテレビのアナウンサーとして入社し、報道・バラエティ番組で活躍していました。1995年に大相撲第65代横綱・貴乃花光司関(当時)と結婚し、花田景子として知られるようになります。結婚後は宮崎県出身の彼女らしく明るいキャラクターで注目され、相撲部屋の「おかみさん」としても華やかな日々を送っていました。

 

貴乃花光司との結婚と三人の子どもたち

結婚生活で河野さんは夫の実家である相撲部屋を支えつつ、子育てにも全力を尽くしました。夫婦の間には長男の花田優一さん(現・靴職人兼タレント)と、二人の娘が誕生。長女の(晏佳/はるか)さん、次女の白河れいさんは姉妹で、いずれも家族の教育方針に従って幼少期から留学も経験しています。れいさんはバレエや語学も学び、近年はテレビで活躍する女優タレントとしてデビューするなど、母の景子さん譲りの才気を発揮しています。一家は「子どもたちには狭い日本にとどまらず、世界で技を身につけるように」と教育され、姉妹とも留学経験を持つ国際派です。

 

子育ての奮闘と家族のエピソード

三人の子どもを育てる中で、河野さんは「おおらかに見守る」スタンスを貫いてきました。長男・優一さんが靴職人として修行に出た時期も、舞台監督的に温かく見守り、必要な時だけ励ましてきました。実際にラジオ番組で共演した際には、景子さんは「あまり口出ししない放任主義」と語り、優一さんも「母さんのことは大好きだけど、仕事場には聖域だから余計に入らないでくれと言われている」と笑顔で明かしています。時には優しいいたずらも。優一さんは「本当は俺の父親も家族のことを心配してくれるが、母さんは常に家族に寄り添い続けてくれる」と話し、娘さんたちも「忙しい母が頑張る姿に誇りを感じる」と語っていました。

一方で、母親ならではの切ない一幕もあります。優一さんから「実は姉妹が『お母さんウザい』と言っていた」と衝撃の報告を聞いた景子さんは、一瞬唖然とした後に笑ってしまうなど、親子の自然体なやり取りが微笑ましいエピソードとして伝わっています。このように、時にはぶつかり合いながらも、家族としての本音が飛び交う素直な関係が河野家の温かさを物語っています。

 

貴乃花親方との離婚とその後

2018年に河野景子さんと貴乃花親方は離婚を発表し、23年の結婚生活に幕を下ろしました。二人は長年別居状態にあり、お互いの仕事に理解を示しつつもすれ違いが続いていたようです。離婚に際しては、当時高校生と中学生だった二人の娘への配慮も話題となりました。名字を変えないため父が親権を持つ形となったものの、実際には景子さんの自宅で娘たちと生活していたといわれます。景子さんは自ら「私から離婚を切り出した」とも語り、円満とも泥沼とも言えない複雑な状況の中で、新たなスタートを切りました。離婚当時は「親の離婚」という環境に娘たちを巻き込みたくないとの思いから、あえてタイミングをはかっていたとも伝えられています。

 

子どもたちの成長と支え合う家族

離婚後、景子さんは一人で三人の子どもを支え続けています。成長した子どもたちはそれぞれ自立への歩みを見せており、優一さんは靴ブランド「Mr. HANADA」を立ち上げ、メディアにも出演して活動の幅を広げています。姉妹も芸能・学業で才能を発揮。特に次女・れいさんはテレビ出演で流暢な英語を披露し、世界で活躍する女優を目指していることが報道されています。家庭では毎月一度「家族そろって食事会を開く」と景子さんが決めており、忙しい中でも必ず顔を合わせ、会話する時間を大切にしているそうです。親子の絆を保つため、「大切な話はその場で必ずする」ルールを作るなど、コミュニケーションには工夫を重ねています。

出典元:テレ朝POST/(河野景子さん・息子の優一さん)

 

再婚宣言と新たな人生

離婚から2年後の2020年、景子さんは映画監督で事業家のジャッキー・ウー氏との交際を公表し、「再婚宣言」をして話題を呼びました。ウー氏は自らの離婚経験も語りつつ、「お互いが子どもや親を大切にする価値観を共有している」と景子さんを高く評価しています。二人はお互いの子どもを尊重し合い、「子どもは世界で一番大切」と認める絆を築いています。ウー氏は「(私たちは)世界で3番目に大切な存在だね」とユーモアを交えながら語り、互いへの深い信頼と感謝の気持ちを表しています。結婚式など形式的な話はまだ先かもしれませんが、景子さんは新しいパートナーとの関係も大切にしつつ、穏やかな日々を過ごしています。

 

現在の活動:講演家・講師として輝く毎日

現在の河野景子さんは、講演家・エッセイスト・コミュニケーショントレーナーとして精力的に活動しています。2016年には「株式会社ル・クール」を設立し、『河野景子のことばのアカデミー』を開講。アナウンサー時代や相撲部屋の女将時代の経験を活かし、コミュニケーション術やおもてなしの心得を伝える講座を多数手掛けています。朗読会やセミナー、企業研修、海外旅行企画のプロデュースなど、多岐にわたる領域で活躍。2019年には年間77本以上の講演をこなすほどの引っ張りだこぶりで、マニュライフ生命やトヨタ自動車など大手企業からの依頼も絶えません。著書も数冊上梓し、その経験に基づく言葉の力を説くエッセイも人気です。

出典元:山陰中央新報デジタル

 

地元・宮崎への思いと社会貢献

故郷への愛も強く、宮崎県観光大使(みやざき大使)として地域振興にも協力しています。日本ペンクラブ会員として読書活動を推進するほか、老人ホームでの朗読ボランティアや雑誌連載、ラジオ出演など幅広いメディアで社会と交流。若々しい美貌と落ち着いた雰囲気は変わらず、多くの人に元気と勇気を与えています。母としても女性としても充実した現在、景子さんは「いつまでも輝く心でいたい」と語り、家庭と仕事の両立を自ら体現しています。

河野景子さんの人生は、元夫・貴乃花親方との華々しい日々から波乱の離婚を経て、講演家としての第二のステージへと続いています。母として子どもたちに寄せる愛情、そして現在の多忙な活動ぶりは、多くのファンや若い世代にも希望を与えています。これからも家族との絆を大切にしながら、新たな人生を歩む彼女の言葉と姿から目が離せません。

 

 

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