俳優の松本怜生(まつもと れお)さんは、今注目を集める若手俳優の一人です。2000年4月生まれの25歳(2025年現在)で、愛媛県西条市出身。TikTokで人気を博したことをきっかけに芸能界入りし、デビューからわずか数年でNHK朝ドラへの出演や大河ドラマ抜擢など、輝かしい躍進を遂げています。この記事では、松本怜生さんの家族構成や家族との関係、現在の俳優活動、そしてプライベートでの近況やファンとの交流など、その素顔に迫ってご紹介します。松本さんの魅力あふれる人柄と活躍ぶりを知れば、きっと応援したくなること間違いありません。では早速、その魅力に迫っていきましょう。
松本怜生さんのプロフィールと現在の活躍
松本怜生さんは、愛媛県西条市に実家があります。高校卒業まで地元で過ごし、その後大学進学を機に大阪へ移り住みました。2021年に俳優デビューして以来、数々のテレビドラマや映画、舞台に出演しています。特に2022年にABEMAの恋愛リアリティ番組『彼とオオカミちゃんには騙されない』に出演したことで一躍知名度が上がり、その後連続ドラマにも次々と起用されるようになりました。**2024年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』ではヒロインの先輩役に抜擢され、オーディションなしの異例の起用だったことが話題に。さらに2025年7月スタートのTBSドラマ『シンデレラクロゼット』**では尾碕真花さんとダブル主演を務め、松本さんは主人公を陰で支える謎の美女という難しい役どころに挑戦しています。そして極めつけは、**2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』**です。オーディションで石田三成役に選ばれ、大河ドラマ初出演が決定しました。このように松本さんは現在、俳優として飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しており、着実にキャリアを積み重ねています。
出典元:NHK/2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』
幼少期はスポーツ少年!野球に熱中した日々
愛媛県で育った松本さんは、幼い頃からスポーツが身近にある環境でした。実はご家族全員がバスケットボール好きというスポーツ一家だったそうですが、松本さん自身は6歳のときにお父さんが買ってくれた野球のバットがきっかけで野球に夢中になりました。小学校1年生から地元のリトルリーグに入り、高校3年生まで約12年間ずっと野球一筋の生活を送ります。愛媛県立小松高等学校では強豪野球部に所属し、ポジションはセカンド。甲子園出場を目指して厳しい練習に励み、仲間たちと切磋琢磨する青春の日々を過ごしました。丸刈り頭で白球を追いかけた高校時代は、松本さんにとってかけがえのない思い出となっています。
しかし高校生活の中で、大きな試練も経験しました。高校2年生のときに怪我で長期離脱を余儀なくされてしまったのです。練習試合中に大けがを負い、過去にも同じ箇所を痛めていたこともあって手術とリハビリで長い時間グラウンドから離れることになりました。野球一筋で頑張ってきただけに、「頭が真っ白になるほど」悔し涙を流したといいます。思うようにプレーできないもどかしさに落ち込む日々でしたが、その入院療養中に松本さんはある新たな楽しみを見つけました。それが映画やドラマを観ることでした。ベッドの上で数多くの映像作品に触れるうちに、次第に「俳優という仕事って面白そうだな」と興味を抱くようになったのです。皮肉にも怪我による挫折がきっかけで、松本さんの中に将来の新たな目標が芽生えることになりました。
野球から俳優の道へ転身したきっかけ
高校での怪我を機に俳優に関心を持った松本さんは、野球引退後に一度は「将来は社長になりたい」という夢も描いて経営学を学ぶため大学へ進学しました。地元を離れて大阪の大学に入学し、新生活をスタートさせます。ですが、心のどこかで抱いていた「俳優になりたい」という想いは消えず、大学1年生のときに趣味で始めたTikTokでの動画投稿が運命を大きく動かしました。松本さんの投稿したおもしろ動画やカッコいいパフォーマンスが若者の間で話題となり、一気にフォロワーが増加。TikTok上で大きな人気を集めたことが芸能関係者の目に留まり、これをきっかけにスカウトされる形で2021年に俳優デビューを果たしたのです。
デビュー当初は演技の経験も浅く、不安もあったそうですが、持ち前の行動力でどんどんチャンスをつかんでいきました。2021年4月には下北沢の小劇場で朗読劇に初出演し舞台デビュー。同年中に上京して本格的に俳優活動を開始すると、2022年には前述の恋愛リアリティ番組で一気に注目度がアップ。その後も連ドラやCM出演が相次ぎ、着実に俳優としての経験を積んでいきます。学生時代に培った根性と負けん気でオーディションにも挑み続け、夢だった東京の芸能界で努力を重ねる日々を送りました。
家族構成と家族との絆
松本怜生さんの家族構成は、父親・母親・姉・本人の4人家族です。3歳年上のお姉さんが一人おり、既にご結婚されてお子さんもいます。松本さんにとってそのお子さんは甥っ子にあたり、松本さんはこの甥っ子をとても可愛がっているそうです。実際、久しぶりに家族で星空の下バーベキューをした際には、普段は率先して片付けをする真面目なお父さんがソファで甥っ子と一緒に寝入ってしまったという微笑ましい出来事がありました。松本さんはそのときの様子を自身のSNSに写真付きで紹介し、「一番幸せな絵だった」とコメントしています。家族団らんの中でお父さんが孫(甥っ子)に寄り添って眠る姿は、松本さんにとって何にも代えがたい幸せな光景だったのでしょう。
松本さんは**「ツンデレな姉貴」**と冗談めかしてお姉さんのことを呼ぶこともあるそうですが、実際はとても仲の良い兄妹です。幼い頃からお姉さんとは遊びや勉強を通じて面倒を見てもらい、現在でも実家に帰省した際は兄妹でゆっくり会話を楽しむのだとか。甥っ子に会えるのも嬉しく、会うたびに一緒に遊んでリフレッシュしているそうです。
一方、両親との関係も良好です。松本さんが高校卒業後に上京する際、お母様は「やりたいことは全部やってみなさい」と背中を押してくれたそうです。ただ、当初お父様は息子が俳優の道に進むことに反対だったといいます。学生時代は引っ込み思案な面もあった松本さんに対し、「お前に芝居ができるわけないだろう」と厳しい言葉を投げかけたことも。しかし最終的には松本さん本人の強い意思を尊重し、挑戦を見守ってくれました。その後、松本さんが次第に成果を出していくと、お父様は今では誰よりも熱心に息子を応援してくれる一番の味方になったそうです。実家に帰ったときには一緒にゴルフの打ちっぱなし(練習場)に行くなど、親子の時間も大切にしているとのこと。お母様ともこまめに連絡を取り合っており、**「離れて暮らしているからこそ素直に何でも相談できる関係になった」**と松本さんは語っています。東京で孤独を感じることがあっても、家族の支えが心の支えになっているようです。こうした家族との強い絆が、松本さんの明るく前向きな人柄を育んだのかもしれません。
急成長する俳優キャリアのハイライト
松本怜生さんはデビューから現在まで、驚くほどスピーディーに俳優としての階段を駆け上がっています。2022年には早くもテレビドラマに初出演し、TBS系ドラマ『パパとムスメの7日間』では主人公の同級生役で連続ドラマのレギュラーに抜擢されました。その後も『石子と羽男』『クロサギ』『ジャックフロスト』など話題作へのゲスト出演やレギュラー出演が続き、着実に経験値を積んでいきます。2023年にはBLドラマ『君には届かない。』で主要キャストを務め、NHKの時代劇『あきない世傳 金と銀』にも出演。2024年にはNHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ初出演を果たし、一日のスタートを彩る作品で爽やかな演技を見せてお茶の間に顔が知れ渡りました。
そして2025年は松本さんにとって飛躍の年となっています。春クールのTBSドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』では職場の同僚役を演じ、働くママを支える若手社員という現代的な役柄で新境地を開拓しました。続く夏クールの『シンデレラクロゼット』では遂にドラマ初主演(尾碕真花さんとのダブル主演)に大抜擢。しかも松本さんが演じるのは女性顔負けの美しさを持つ謎の美女キャラクターというユニークな役で、従来のイケメン俳優のイメージを覆すような挑戦的な演技が注目を集めています。これにはファンからも「イケメンが美女役だなんてドキドキする!」と大きな反響があり、松本さん自身も新たなチャレンジを楽しんでいる様子です。
出典元:TVer/『シンデレラクロゼット』
さらには、先述の通り2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で石田三成役に選ばれたことも大きなトピックです。大河ドラマといえば俳優にとって一つの大舞台ですが、松本さんはオーディションでこの歴史上の重要な役を勝ち取りました。デビューからたった数年での大河抜擢は異例の快挙であり、業界内でも「将来のスター候補」として期待が高まっています。松本さん本人は「歴史ある大河ドラマに参加できることに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしており、持ち前の努力と研究熱心さで役作りに励んでいるそうです。
このように松本怜生さんの俳優キャリアは順風満帆そのものです。初舞台から数えてまだ3〜4年ほどですが、その間に朝ドラ・大河と国民的作品への出演を決め、現代劇から時代劇、そしてバラエティ番組まで幅広いジャンルで活躍しています。どの作品でも共演者やスタッフへの挨拶や礼儀を大切にし、与えられた役に真摯に向き合う姿勢が評価されているとのこと。今後さらに経験を積むことで、俳優としてますます円熟味を増していくことでしょう。
故郷愛媛への思いと初写真集
忙しい俳優業のかたわら、松本怜生さんは故郷・愛媛県西条市への深い愛着を常に持ち続けています。その想いが形になった一つの成果が、**2025年4月に発売された初の写真集『Re:Ø(レオ)』**です。記念すべき1st写真集の撮影場所に松本さんが選んだのは、他ならぬ地元・西条市でした。撮影はオール愛媛ロケで行われ、自身が通っていた小学校の校庭や高校野球部のグラウンド、子供の頃によく遊んだ自然豊かなスポットなど、青春時代の思い出が詰まった場所が多数登場します。松本さんは「やはり初めての写真集は、自分を育ててくれた場所で撮りたかった」と語っており、18年間を過ごした故郷への感謝と誇りが詰まった一冊となりました。幼馴染の友人たちにも協力してもらいながら行われた撮影は和気あいあいと進み、地元ならではのリラックスした表情や、大好きな自然に囲まれて微笑むショットなど、ファンにはたまらない内容になっています。
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写真集の発売に際しては、地元愛媛のメディアでも大きく取り上げられました。松本さん自身も久々の帰郷に「西条は胸を張ってふるさとと言える場所。人が温かく、忙しくても落ち着ける唯一の場所」とコメントし、改めて故郷の良さを実感したそうです。また、西条市の広報誌では松本さんのインタビューが巻頭特集され、「西条は誇れるふるさと」「ここで育ってよかった」といった熱いメッセージを寄せています。地元の後輩たちや夢を追う若者に向けて「挑戦することを恐れずに頑張ってほしい」とエールを送る一幕もあり、故郷への感謝とともに次世代への優しい眼差しものぞかせました。
プライベートでの素顔と趣味
ドラマや映画で見せる姿とはまた違った、松本怜生さんのプライベートな素顔も魅力的です。公の場では爽やかで礼儀正しい印象の松本さんですが、普段は同世代の青年らしくゲームやアニメ鑑賞が大好きなインドア派の一面もあります。公式プロフィールによれば趣味はサウナ巡り、ゲーム、映画・アニメ鑑賞とのことで、オフの日には話題のアニメ作品を一気見したり、自宅でオンラインゲームに熱中したりしてリラックスしているそうです。特にサウナは健康管理とリフレッシュを兼ねてよく通っているとのことで、「とにかく汗をかいてスッキリするのが好きなんです」と語っています。サウナ好きが高じて、お気に入りの施設情報を共演者と交換し合ったり、地方ロケの合間にもサウナスポットを探したりすることもあるとか。ストイックに体を鍛えるスポーツ少年の名残と、マイペースに趣味を楽しむリラックスモード、二つの顔を持つところも彼の人間的な魅力でしょう。
また、一人暮らし歴も長い松本さんは、家事全般もそれなりにこなせるようです。大学進学と同時に実家を出て一人暮らしを始めた当初は、ゴミの分別やゴミ出しの曜日に戸惑ったというエピソードを笑顔で明かしています。「実家にいるときはゴミ箱に捨てれば終わりでしたが、一人暮らしだと曜日ごとに出せるゴミが違って大変でした」と語り、今でも「掃除は好きだけどゴミ出しだけは苦手なんです」と苦笑い。部屋の掃除はスイッチが入ると一気にやってしまうタイプで、忙しい撮影スケジュールの合間にも気分転換に部屋をピカピカに磨くことがあるそうです。几帳面な一方で、服が散らかってきたらまとめて片付けるなどメリハリをつける性格で、自分なりの生活リズムを大切にしています。
さらに、松本さんは仲の良い友人たちと過ごす時間も大切にしています。地元・西条から東京に出てきた同級生の友人が2人おり、忙しい合間を縫って定期的に会っているとか。俳優としてではなく昔からの友人として接してくれる存在は貴重で、「悩んだときに地元の友達と会うと昔の自分に戻れてすごく気分転換になる」と語っています。幼少期から野球で培った礼儀正しさやチームワーク精神もあって、人付き合いをとても大事にする松本さん。現場でも共演者やスタッフに丁寧に接しつつ、プライベートでは仲間たちとリラックスした時間を過ごし、オンオフのバランスを上手に取っているようです。
ファンとの温かい交流エピソード
松本怜生さんの魅力は演技や人柄だけでなく、ファンへのサービス精神旺盛なところにも表れています。もともとTikTokでブレイクした経緯もあり、SNSを通じたファンとの交流は松本さんの強みの一つです。TikTokのフォロワー数は50万人を超え、Instagramも20万人以上のフォロワーがおり、日々投稿される写真や動画には数多くの「いいね!」やコメントが寄せられています。松本さん自身、SNSでファンから寄せられる応援コメントに目を通して励まされているそうで、「応援してくれる人がいるから頑張れる」と感謝の気持ちを度々綴っています。ドラマのオフショットや何気ない日常のひとコマ、さらには先述した家族とのエピソードなどもSNSでシェアしており、ファンにとっては松本さんの身近な一面を感じられる貴重な機会となっています。
さらに、直接ファンと触れ合えるイベントにも積極的です。2025年4月には初写真集『Re:O』の発売記念イベントが東京と大阪で開催され、多くのファンが松本さんとの交流を楽しみました。写真集発売日である4月27日は偶然にも松本さんの25歳の誕生日。当日に行われた東京・渋谷でのお渡し会イベントでは、自身の誕生日をファンと一緒に過ごすことができたとあって松本さんは終始嬉しそうだったとか。参加者一人ひとりに直接写真集を手渡し、短い会話やサイン、ツーショット撮影など笑顔で対応する松本さんの姿に、会場に集まったファンからは「優しすぎる!」「生で見るレオくん最高!」と歓声が上がりました。また、スケジュールの都合で会場に来られない人のためにオンラインお話し会も開催し、画面越しではありますが全国のファンとじっくり言葉を交わす場を設ける気配りも見せています。大阪でのイベントでも関西のファンに明るい関西弁で話しかけるなど、各地で温かな交流が繰り広げられました。
その他にも、**大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)2025 S/S」**にゲスト出演しランウェイを歩くなど、ファンに直接姿を披露する機会も積極的にこなしています。クールな眼差しでモデル顔負けの堂々たるウォーキングを見せた松本さんに、会場の若い観客からは大歓声が上がりました。普段は画面越しに見ることが多いファンにとって、生のステージ上で輝く松本さんの姿は格別だったようで、SNS上でも「かっこいいだけじゃない魅力が炸裂していた」と話題になりました。
このように、松本怜生さんはファンとのコミュニケーションをとても大切にしている俳優さんです。自ら発信するSNSやイベントでの交流を通じて、ファンに対する感謝を常に忘れず、楽しんでもらおうとするサービス精神が伝わってきます。ファンからの「松本くんのおかげで元気をもらっています」という声に対し、「自分も皆さんの応援のおかげで頑張れている」と返すエピソードもあり、その謙虚で温かい人柄がより一層ファンの心を惹きつけているのでしょう。
おわりに
松本怜生さんの家族との心温まるエピソードや現在の活躍ぶり、そして素顔に迫るプライベートなお話をご紹介してきました。子供の頃から支えてくれた家族の愛情や故郷への想いを糧に、松本さんは俳優として着実に成長を遂げています。野球少年から芸能界への華麗なる転身は決して平坦な道ではなかったはずですが、持ち前の努力とチャレンジ精神で次々と夢を実現していく姿は本当にまぶしい限りです。現在放送中のドラマやこれから始まる大河ドラマでの活躍はもちろんのこと、ファンとの交流を大切にする飾らない人柄も松本さんの大きな魅力です。
これからも松本怜生さんは家族への感謝とファンの応援を力に変えて、ますます活躍の幅を広げていくことでしょう。**「挑戦することを恐れず、常に感謝を忘れずに」**という彼のモットー通りに、一歩一歩着実に階段を上る姿を、私たちも応援し続けたいですね。今後の松本怜生さんのさらなる飛躍から目が離せません。これからも温かく見守り、そして共にその活躍を楽しみにしていましょう。
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