家族構成と交際状況
宮城県仙台市出身の玉田詩織さん(2002年2月20日生まれ)は、父・母と本人の3人家族とみられ、姉妹兄弟の存在は公表されていません。両親ともに健在で、東日本大震災後は娘の帰省を心待ちにして喜んでいるそうです。現在23歳の玉田さんはこれまで結婚や交際の報道はなく、交際状況についても公表されていません。
幼少期の震災体験
玉田さんは小学3年生の時に東日本大震災に遭い、父方の祖父母を津波で亡くしています。自宅が流され、家族で避難所生活を強いられる中、父親は不安を見せずに娘に話しかけ続け、笑顔で励ましてくれたと言います。祖父母を失った悲しみを、家族の支えで乗り越え、女優業にも取り組む覚悟を固めた経験が、現在の彼女の人柄にも影響を与えています。
現在の芸能活動
モデル・グラビアアイドルとして2017年にデビューし、現在は女優としても活躍中です。所属事務所はオスカープロモーションで、ユニチカマスコットガール(2018年~2021年)や第90回センバツ高校野球大会イメージキャラクター(2018年)などを経て、2022年からは初代ユニチカアンバサダーも務めています。2023~2024年にかけては連続ドラマへの出演が相次ぎ、女優業が充実してきています。テレビ朝日系『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(2024年1月~3月)やフジテレビ系『ブルーモーメント』(2024年4月~6月)などに重要な役で出演し、存在感を発揮しました。また、BSやウェブドラマにも出演し、声優業やCM出演もこなすなど、マルチに活動しています。最新作としては、2025年4月放送開始のテレビ朝日系ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』に出演予定です。
主な出演作品
映画では2020年公開の『ホテルローヤル』で若き日のるり子役を演じました。テレビドラマでは上記のほかに、2019年の朝ドラ『私のおじさん~WATAOJI~』やWOWOWドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』(2022年)などにも出演歴があります。さらに、2021年にはYouTube配信のアニメ『七ヶ浜でみつけた』で声優デビューも果たしました。CMでは運転スキル向上アプリ「BTOC」のキャンペーンに起用されるなど、映像出演の幅を広げています。
趣味・日常生活
音楽鑑賞や歌・ダンス、金魚すくいが趣味・特技として挙げられています。小学生時代からダンススクールに通い、ヒップホップダンスの経験もあります。学校の応援部に所属し、スポーツ観戦も好きで、幼い頃から楽天イーグルスの試合を観戦していたそうです。また、地元に帰省すると家族そろって海釣りを楽しむほど釣り好きです。特に堤防でヒラメやアジなどを釣り、虫が苦手なため餌付けは父親に手伝ってもらうこともあると語っています。帰京してからも釣具店に足を運ぶなど、釣り竿や用品を見ることが趣味となっています。好物はみかんで、鮮魚を食べる機会も多い地元の食文化を楽しんでいるようです。
SNSでの発信
玉田さんは公式SNSを通じて精力的に情報発信を行っています。Instagramの公式アカウントではロケや撮影のオフショットや私服姿を投稿するほか、出演情報などを報告しています。事務所公式のTwitter(X)アカウントでも、ドラマやCM出演の告知がなされるなど、ファンとの交流を意識した活動が見られます。2025年1月にはInstagramで「地元宮城県の『みやぎ絆大使』に就任しました」と発表し、地元への愛を表明しました。フォロワー数は数万人を超えており、SNSを通じて今後の出演情報やプライベートショットを随時チェックできます。
宮城県みやぎ絆大使として
2025年1月1日付で、玉田さんは宮城県の「みやぎ絆大使」に任命されました。地元・宮城への愛着は強く、事務所内でも「宮城県大好き」と言われるほどの〝地元愛〟を公言しています。大使就任後は宮城の魅力発信にも意欲的で、「宮城の魅力をたくさん発信したいです」と抱負を語り、里帰りする際には家族とともに磯釣りを楽しんで地元の魚を味わう様子も報告しています。これらの活動を通じて、地元仙台で育った誇りをファンや県民にも伝えています。
今後の展望
玉田さんは2024年に6年ぶりの写真集を発表するなど活躍の幅を広げ、女優としても成長を続けています。母親から「もっときれいになれるように努力しなさい」と励まされた経験もあり、美容や演技力向上に前向きです。2024年は3本の連ドラ出演や初のバラエティ出演など初体験が多かった一年でしたが、その経験を「自分を成長させてくれたきっかけ」と前向きにとらえています。2025年はフジテレビ系『ブルーモーメント』で培った演技を生かし、NHK大河ドラマ出演などさらに大きな役に挑戦したいと語っています。今後も女優業を中心に、モデルやCM出演、アンバサダー活動を通じて多彩なチャレンジを続けていくでしょう。
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