家族構成と妻との出会い
阿部サダヲさんは現在、奥さんと息子・娘の4人家族で暮らしています。報道によれば、2000年頃に一般女性だった熱烈なファンの方と結婚したそうで、結婚に至った経緯には奥さんからの逆プロポーズ伝説があるとか。阿部さん自身も「不幸になりたくないから結婚した」と笑い話で語るほどのお相手で、奥さんは都内や大阪で居酒屋やバーを経営する“スゴ腕実業家”として知られています。芸能界では私生活をほとんど見せていない阿部さんですが、家族については幸せそうな4人の温かい日常が伝わってきます。
二人の子どもと幸せな日常
息子さんと娘さんは現在ともに20代で、一般人ということで詳しいプロフィールは公開されていませんが、阿部さんは家族との時間を大切にしています。仕事の合間には3人で食事や買い物に出かける姿が目撃されることもあり、家族で過ごす和やかなエピソードを明かすこともあります。小さい頃は仕事漬けだった阿部さんも、自分の40代を振り返って「子どもと遊べる時間は思ったより短い」と少し反省するほど、家族との時間に愛着があるようです。息子さんも娘さんも、部活動や学業で忙しい毎日を送っているようですが、家族で集まって食卓を囲むときはみんな揃ってにぎやかに鍋をつついたりしているそうです。
爆笑ドラマ『不適切にもほどがある!』で話題
阿部さんは2024年1~3月期に放送されたTBSの連続ドラマ『不適切にもほどがある!』で主演を務め、大きな話題となりました。昭和の体育教師がタイムスリップして令和の教室を舞台にする痛快コメディで、ミュージカル仕立てのシーンも話題に。終盤のミュージカルパートまで含めた奇想天外な内容は視聴者のハートをつかみ、「見てスッキリした」という声も多く上がったようです。放送終了後には続編スペシャルドラマの制作も決定し、阿部さん演じる市郎の活躍はさらに続きます。家族の間でも大評判だったらしく、阿部さん自身も「娘が金曜夜10時には必ず家にいて、一緒に観てくれている」と語り、奥さんや息子さんも毎回楽しみにしているのだとか。家族の反応に驚いた阿部さんは、「仕事で適当なことを言うと娘に『不適切!』って注意される(笑)」という微笑ましいエピソードも明かしました。
出典元:Real Sound 連続ドラマ『不適切にもほどがある!』
新作ドラマ『しあわせな結婚』に期待
2025年7月17日スタート(初回拡大スペシャル)のテレビ朝日系ドラマ『しあわせな結婚』にも阿部サダヲさんが主演します。脚本は『花より男子』や『翔んで埼玉』などで知られる大石静氏、ヒロインには松たか子さんという豪華布陣です。阿部さんは独身主義の弁護士を演じ、松さん扮する謎めいた美術教師と電撃結婚するという「結婚サスペンス」の物語に挑みます。予告映像では新婚カップルやお互いの家族が次々に登場し、楽しそうな家庭風景が映し出されており、放送開始前からファンの期待が高まっています。このドラマでは、阿部さんが新たに見せる家族の一面や夫婦のやり取りにも注目が集まっており、公開される2分PR映像も話題になりました。
映画出演で広がる活動の場
ドラマだけでなく映画出演も相次いでいます。2024年11月公開の幕末時代劇『十一人の賊軍』では、新政府軍と旧幕府軍の狭間で藩の進退を迫られる家老・溝口内匠を演じています。また、同年12月公開予定の実写映画『はたらく細胞』では、およそ10年ぶりに芦田愛菜さんと父娘役で共演。健康的な女子高生の娘と、その父親として“体に悪い不摂生な男”役を担い、コミカルかつエモーショナルな家族のドラマを見せてくれそうです。さらに、人気ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』と世界観を共有する映画『ラストマイル』(2024年公開)にも出演しており、演技の幅をますます広げています。こうした映画出演は、いずれも阿部さんの人間味あふれる存在感を活かしたキャラクターが多く、家族をテーマにした作品も増えてきています。
CMやバラエティで見せる父親像
味の素「鍋キューブ®」のWebCM(2024年11月公開)では、阿部サダヲさんがひとり娘と息子を持つ現代の父親役に扮しました。部活に塾、仕事に追われる忙しい家族の食事時間がなかなか合わない中、阿部さん演じる父親は自作の鍋料理で工夫しながら家族への愛情を見せています。手際よく鍋を作り、食べる家族をにこにこ見守る様子は、まさに「子煩悩なお父さん」の姿。テレビ番組やCMでもこんな家庭的な面を見せる一方で、所属劇団「大人計画」の仲間たちと結成したコントバンド「グループ魂」では破天荒なボーカル・破壊としてライブ活動も行っています。バラエティ番組などに出演する機会もあり、プライベートでもユーモアを交えて家族とのエピソードを語るなど、親しみやすい素顔を見せています。
プライベートな一面と人柄
インタビューでは阿部さんの家庭的な一面が垣間見えます。54歳となった彼は、「40代はあっという間に過ぎた」と振り返り、「子どもが部活や塾で家にいなくなるから、もっと小さい頃に遊んであげればよかった」と少し照れつつも語っていました。今では子どもたちもすっかり成長し、家族の時間が減っていく中、金曜の夜10時に娘さんが家でドラマを見ているだけでも「面白い時代だね」と驚いたそう。仕事中の一コマや日常のちょっとした出来事でも、家族を思いやる優しい言葉が出る阿部さん。奥さんとは「喧嘩もするけれど素の自分でいられる貴重な存在」という関係で、子どもたちも彼の演技を誇らしく思っている様子です。家族ぐるみで楽しめるポップで笑える作品を届けてくれる阿部サダヲさんですが、その裏側にはしっかりと家庭を大事にする父親としての顔があり、インタビューで見せる飾らない人柄も好感度抜群です。
今後の阿部サダヲに期待
阿部サダヲさんは、この先もテレビ・映画・舞台と幅広く活躍の場を広げていきそうです。前述の『しあわせな結婚』の放送に続き、舞台では『ふくすけ2024~歌舞伎町黙示録~』なども控えており、新たな役柄や物語で私たちを楽しませてくれることでしょう。家族や私生活を明かすことは多くありませんが、仕事を通して時折見せる“家族思いの一面”があるからこそ、観る側にも安心感や温かみを感じさせてくれます。これからも個性あふれる演技力と人間味で視聴者を引き込み、プライベートでも仲睦まじいパパぶりでファンに笑顔を届けてくれるはずです。阿部サダヲさんの今後の活躍からますます目が離せません。
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