家族構成と育った環境
杉本愛里さんは、大阪府松原市出身のファッションモデル・女優です。3人兄妹の末っ子として生まれ、家族構成は両親と2人の兄を含む5人家族。父親の杉本正志さんは、広島東洋カープ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・ブルーウェーブで活躍した元プロ野球選手です。母親は和歌山県の名門・箕島高校野球部でマネージャーをしていた経験があり、両親は野球を通じて出会いました。家庭ではスポーツに対する真剣な姿勢と誠実な価値観が自然と根付いていたそうです。
杉本さんは幼少期から多くの習い事に取り組み、特にピアノに熱心でした。小学5年生から中学3年生までの4年間はバスケットボール部に所属し、仲間と切磋琢磨する中で集中力と協調性を養いました。こうした経験は、現在の芸能活動にも確実に生かされています。
また、大の動物好きとしても知られています。実家では保護犬を含めた5匹の犬と暮らしており、小学生の頃には「将来はペットショップを開きたい」と夢見ていたこともありました。人懐っこく、優しさに満ちた性格は、家庭環境と動物たちとの暮らしから自然に育まれたものでしょう。
出典元:ABEMATIMES
芸能界入りのきっかけと家族の支え
芸能界に入るきっかけとなったのは、中学時代に訪れた東京・原宿での出来事でした。竹下通りを歩いていた際に、1日に30人以上のスカウトから声をかけられた経験がありました。当時は芸能界に興味がなかったものの、母親の勧めで「アミューズオーディションフェス2014」に応募。その結果、ファイナリストに選出され、芸能の道を歩み始めました。
その後、本格的なレッスンを受けながらモデルの基礎を学び、高校進学を機に上京。学業と芸能活動を両立するなかで、特に大きな支えとなったのが母親の存在です。上京後はしばらくの間、母親が東京に滞在して生活面をサポートし、精神的にも寄り添ってくれていたといいます。
父親と兄たちもまた、長期休暇のたびに東京を訪れ、温かい言葉や行動で杉本さんを励ましていました。家族全員が一丸となって彼女の夢を応援してきたことが、今の杉本さんの土台を形作っているのです。
家族との心温まるエピソード
杉本さんは、父親が元プロ野球選手であることを比較的最近知ったと語っています。幼少期にはその事実を知らずに過ごしていたそうで、父親は引退後に兄たちの少年野球チームでコーチを務めていました。兄たちには厳しく指導していた一方で、杉本さんにはとても甘く、今でもその関係性は続いているとのことです。
実家に帰省する際には、家族との時間を何よりも大切にしており、食卓を囲む時間や犬たちとのふれあいが大きな癒やしになっているそうです。父親からは「愛里が作った料理が食べたい」と言われ続けており、それを叶えることが今後の目標のひとつとしているという、微笑ましいエピソードもあります。
兄たちとも進路や仕事の相談をすることが多く、互いを尊重し合える良好な関係を築いています。家族全体で支え合い、それぞれが自分の役割を果たしながら杉本さんを見守る姿勢は、彼女の穏やかで芯のある人柄に大きな影響を与えています。
まとめ
杉本愛里さんは、家族の深い愛情と惜しみない支えのなかで、モデル・女優として着実に歩みを進めています。芸能界という厳しい舞台においても笑顔を絶やさず、誠実に努力し続けられる背景には、家族との強い絆があるからこそでしょう。彼女の温かく真摯な姿勢は、今後も多くの人々に勇気と希望を与えることでしょう。
これからも杉本愛里さんのさらなる飛躍と、家族との感動的なエピソードに注目していきたいと思います。
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