徳永えりと子供にまつわる真相と母性あふれる演技力が光る過去作を徹底紹介 徳永えりさん、“母”になるまで:結婚、子ども、そして家庭観

女性芸能人

柔らかな笑顔が魅力の徳永えりさんは、多くのドラマで活躍する実力派女優です。最近では私生活でも“母”となり、公私ともに新たなステージを迎えています。ファンならば、徳永さんの結婚や子どものこと、そして家庭に対する思いについて気になる方も多いのではないでしょうか。本記事では、徳永えりさんの結婚から出産までの歩みと、彼女自身が語ってきた家庭観や母親役の経験を、最新の情報も交えてやさしい視点でまとめてみました。

2019年、一般男性と結婚「温かい家庭を築けると思い…」

徳永えりさんは2019年5月1日、かねてお付き合いしていた一般男性との結婚を発表しました。結婚報告の際には、相手男性について「誰とでも分け隔てなく接する笑顔が素敵な方です。そんな心根の優しい彼となら、温かい家庭を築けると思い、この度結婚の運びとなりました」とコメントし、その言葉から徳永さんの家庭に対するあたたかな思いが伝わってきます。お相手は一般の方ということで詳細は多く語られていませんが、徳永さんの幸せいっぱいの報告にファンからも祝福の声が寄せられました。女優として多忙な中でも「温かい家庭を築きたい」という彼女の想いに、多くのファンが心温まる気持ちになったことでしょう。

第1子妊娠・出産を報告、実生活でも母に

結婚から数年が経ち、2023年になって徳永さんはついに“ママ”になる日を迎えます。同年4月6日、自身のSNSで第1子の妊娠を報告し、「いつも応援してくださる皆様へ この度、新しい命を授かりました」と喜びを伝えました。徳永さんは「母子ともに、穏やかな日々を過ごしております」「今はただ無事に生まれてきてくれることを願うばかりです」と綴り、初めて授かった命を大事に思う気持ちと無事を願う気持ちを率直に表現しています。この温かなメッセージに、ファンからは「おめでとう」「本当に良かったね」といった声が多数寄せられ、みんなで新しい命の誕生を心待ちにしました。

そして2023年9月、待ちに待った第1子が誕生します。9月22日に徳永さんはインスタグラムで「この度、第1子を出産いたしました。たくさんの方に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。母子ともに健康で、新しい日々のひとつひとつを大切に過ごしております。これからもどうぞ温かく見守っていただけますと幸いです」と報告しました。可憐なタンポポの写真と共につづられたその投稿からは、支えてくれた人々への感謝と母子ともに健やかである安堵、そして毎日を愛おしむように過ごしている様子が伝わってきます。赤ちゃんの性別や詳しい誕生日は公表されていませんが、「温かく見守っていただけますと幸いです」という言葉どおり、ファンも彼女のペースでのびのびと子育てしている様子を見守っている状況です。実生活でも母となった徳永さんに、「本当におめでとう」「これからも頑張って」とエールを送る声が数多く届きました。

“お母さん役”はお手の物? 過去に演じてきた母親像

実は徳永えりさん、現実でお母さんになる前から “母親役の多い女優” として知られていました。ご本人も「私は昔っからお母さん役が本当に多かったんです(笑)」と語るほどで、若い頃から物語の中で何人もの子供を育ててきた経歴があります。30歳を過ぎるまで独身女性の役はむしろ少なかったそうで、様々なタイプの母親像を演じてきたといいます。例えば2020年放送の医療ドラマ『アンサング・シンデレラ』第9話では、徳永さんは薬物に依存してしまうシングルマザー・若月陽菜役を熱演しました。育児ノイローゼから抗不安薬に頼るようになり、家庭崩壊を経て娘と離れて暮らす母親という難しい役どころでしたが、その鬼気迫る演技が視聴者の胸を打ちました。翌2021年には人気ドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』で主人公の幼少期シーンに登場する実母役を演じています。赤ん坊をおんぶし笑顔を見せるオフショットを自身のInstagramに載せ、「我が子、可愛かったなぁ」と振り返る投稿をしたところ、コメント欄には「素敵なお母さんでした!」、「泣けました…母親として切ない気持ちになった」といった感想が寄せられました。こうした数多くの作品で培われた母親役の経験は、視聴者に「徳永えり=母親役がハマる女優」という印象を与えるとともに、後述するように本人の実生活にも少なからず影響を与えたようです。

初めての子育て、女優経験が活きたエピソード

晴れてママとなった徳永さんですが、初めての子育てにも落ち着いて向き合っているようです。2023年に第1子を出産後のインタビューでは、「子育ても冷静で、何か起きてもあまり動揺することがなく、子供が泣いても怒ってもあまり食らわないというか。あなたはあなただねという感じが強いです」と語っています。赤ちゃんが泣きやまないと新米ママはオロオロしがちですが、徳永さんは「ドンと構えていられる」タイプのようです。その落ち着きぶりに、周囲から「初めてのお母さんはパニックになる方が多いですが…2人目のお子さんですか?」と驚かれたというエピソードも明かしています。実際にお子さんが熱性けいれんを起こした際も慌てず冷静に対処できたそうで、「もし女優として演じてきた母親役が生きたのだとしたら、今まで演じてきた甲斐があります(笑)」と徳永さん自身も冗談まじりに語っていましたne。若い頃から劇中で何人もの子供を育て“疑似体験”を重ねてきたことが、実生活での母親ぶりにもプラスに働いているのかもしれません。とはいえ、これは徳永さんご本人の性格的な落ち着きや芯の強さも大きいのでしょう。インタビューでは「他人からよく『世界一大切なものができたでしょう』と言われるけれど、そういう感覚は実はなくて…もちろん我が子は大事だし守りたいけれど、“かわいい”と愛でる感じでもなく、一人の人間として面白いなという感覚です」とも語っており、自分の子どもをひとりの人間として冷静に見つめる独特の母性観を持っていることがわかります。徳永さんならではの落ち着いた子育てスタイルに、「初めてとは思えない余裕ぶり」「演じてきたお母さん像が活きているのかな」と感心する声も聞こえてきそうです。

出典元:テレ朝POST

女優と母親の両立に直面して…一度は引退も考えた葛藤

出産後しばらくは育児に専念していた徳永さんですが、女優という仕事への向き合い方でも悩みがあったといいます。赤ちゃんのお世話に追われる日々は想像以上に時間と体力を使います。加えて女優業は不規則で撮影スケジュールも直前まで読めないことが多く、「こんな状態で現場にいるのは周りにも失礼かもしれない……いっそ女優は辞めた方がいいのかな」と思い詰めた時期もあったそうです。実際、2023年5月には産休に入り、一度は「女優業をしばらくお休みしよう」と決意した徳永さん。しかしその直後に出演オファーが来た映画『35年目のラブレター』の脚本があまりに素晴らしく、「これだけはどうしても演じたい!」という強い気持ちが湧いてきたのだとか。撮影は育児が落ち着く前のタイミングでしたが、幸い台本もスケジュールも見通しが立てやすい映画作品だったため思い切って参加を決めたといいます。しかし、現場復帰してお芝居自体は楽しかったものの、やはり育児との両立の大変さを痛感し、「このままでは自分も周りもしんどいかもしれない…」と悩みが再燃。撮影後には所属事務所にも「やっぱり辞めた方がいいのかな」と相談してしまったそうです。

そんな徳永さんに転機が訪れたのは、事務所の社長からのある言葉でした。「もうちょっと落ち着いてからでもいいし、辞めることはないんじゃない?」――そう声をかけられた徳永さんは、もしここで「お疲れさまでした」と引退を勧められたら未練なく辞めるつもりだったといいます。ですが、事務所側は徳永さんの女優としての復帰に前向きで「もう少し待ってもいい」と希望を示してくれました。20年近く所属してお世話になっている会社の支えもあり、「それならトライ&エラーでやってみよう」と再び女優業にチャレンジする決意が固まったのです。連続ドラマへの出演も打診されたタイミングで「ここで腹をくくろう」と覚悟を決め、「借りられる手は全部借りてやっていくしかないな」と腹を据えました。実際、「今日も子どものお迎えは自分の母にお願いしているんです」と語るように、お母様やご主人、周囲の力を積極的に借りながら頑張っているそうです。「誰かの力を借りながらやった先に何があるのか、やってみないとわからないので、これからです」と前向きに語る徳永さんの言葉に、聞いていたインタビュアーも思わず頷いてしまった様子でした。女優としての情熱と母親としての責任、その両方と向き合いながら模索する姿に、多くのファンも共感とエールを送ったことでしょう。

支えてくれる夫と「楽しむ」家庭生活

幸いなことに、徳永さんには公私ともに支えてくれる心強いパートナーがいます。結婚当初から「心根の優しい彼」と評していたご主人は、育児面でも協力を惜しまないそうです。徳永さんが仕事復帰する際も、夫や義理のお母様(おそらくご主人の母)がお子さんを見てくれる時間があったからこそ、「その間はしっかり仕事にエネルギーを注ごう」という気持ちが一層強くなったといいます。預かってもらえる時間は当たり前ではない、と感謝しつつ「自分にできることをすべて出し切ろう」という決意で現場に臨んでいるとのことです。

さらに、ご主人との何気ない会話が徳永さんの心を軽くし、背中を押してくれる出来事もありました。ドラマ復帰作の衣装合わせに参加した際、「やっぱりみんなで役を作り上げていくのって楽しいな」と感じて「やっぱり頑張りたい」と思えた徳永さん。家に帰ってその想いを旦那様に伝えると、彼から「本当に楽しいと思えているのかい?」と優しく問いかけられたそうです。ハッとした徳永さんが改めて自分の心に問い直すと、「お芝居って楽しい!」という思いが涙が出るほど込み上げてきたと言います。出産前は掛け持ちの仕事に追われ「大変だな」と感じることも正直あった彼女ですが、「楽しめているかどうか」を大事にする夫のおかげで原点に立ち返り、心から芝居を楽しむ気持ちを取り戻すことができたのです。それ以来、「生活を楽しんでいきたいという思いは常にあるし、その上でこの仕事ができればなお嬉しい」と、家族との日々も仕事もどちらも前向きに楽しむことを大切にしていると語っています。夫婦二人三脚で支え合い、「楽しい」という感情を軸に家庭も仕事も充実させていく——そんな徳永さんの姿に、読んでいるこちらも温かな気持ちになります。

母となった徳永えりさん、これからも輝いて

こうして無事に第一子を授かり、女優としても新たな一歩を踏み出した徳永えりさん。本人は「年を重ねても面白みが出るのがこの仕事」と女優業への深い愛着を語り、いずれはおばあちゃん役にも挑戦してみたいと将来の夢も明かしています。憧れの大先輩女優として余貴美子さんや風吹ジュンさんの名を挙げ、「凛として素敵な生き方をされている。私もありのまま生きて、それが表現に活きたらいいな。そのために自分の人生を豊かにしていこうという気持ちが強いです」とも話しています。実際、現在は都心を離れ自然豊かな場所に暮らし、日々の生活で感性を磨いているそうです-。そうした人生を豊かにする努力やゆとりある家庭生活が、きっとこれからの演技にも厚みをもたらしてくれることでしょう。

最後に、徳永さんの今後についてファンとして期待したいのは、やはり「母となったからこそ見える新たな表現」を作品で見せてくれることです。幸せな家庭を築きつつ女優業も続けていく彼女の姿は、多くの人に勇気や共感を与えてくれるに違いありません。出産後初の復帰作となった映画や今後控えるドラマでも、きっと徳永さんは女優としてさらに一回り成長した魅力を見せてくれるでしょう。家族を大切にしながらも輝き続ける徳永えりさんを、これからもファン皆で温かく見守り、そして応援していきたいですね。

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