壇蜜の家族と現在の暮らしに迫る温かな素顔と新たな挑戦が輝く日々の記録

女性芸能人

家族との穏やかな時間に包まれる壇蜜さんの素顔

秋田生まれの壇蜜さんは、実は家族思いで家庭的な一面もある女性です。実家では父親から昔ながらの知恵(ソルティドッグの作り方や靴墨のコツなど)を学び、母親からは明るさを学ぶ…といったユニークな幼少期を過ごしました。結婚後もそれは変わらず、年に何度かは両親が夫妻の暮らしを見守りに訪れ、にぎやかな時間を共有しています。壇蜜さんの家には猫や爬虫類、さらにはアライグマ科のキンカジューまで、個性豊かなペットたちが暮らしています。こうした動物たちとのほのぼの日々が、壇蜜さんにとって心休まる癒しの時間になっているようです。

 

別居婚で育む信頼と愛情

2019年11月、壇蜜さんは漫画家の清野とおるさんと結婚しました。二人は互いの仕事の都合から「別居婚」というスタイルを選びましたが、これがむしろお互いを信頼し支え合う好機となっています。「一緒に暮らすかたちではなくても、心はいつもそばにいる」という約束事のもと、夫妻の日常には小さな工夫が満ちています。毎週決まった時間にビデオ通話で連絡を取り合い、ちょっとした出来事やペットの様子を笑い合うことで、距離を感じさせない絆をつないでいるのです。

 

パートナーとのビデオ通話がつなぐ温かい絆

壇蜜さんと清野さんの朝夕のコミュニケーションは、まるで日課のよう。壇蜜さん宅で飼っている全身真っ白なオカメインコ(ロリートパガモ)や、愛猫の話題などを語り合いながら、時には笑い合う日も。鳥の尾羽が汚れているのを見つけて「また汚いね」と報告すると、清野さんは「仕方ない鳥だね」とやさしく返します。意外なペットのクセも二人で共有するうちに、自然と会話が生まれ、離れていても同じ時間を過ごしているような安心感が生まれるのでしょう。こうした日常のやり取りからは、二人がまるで“パートナー兼友人”のような関係でいることが伝わってきます。

 

家庭のほっこりエピソード

家庭内には微笑ましい光景があふれています。たとえば、母親が遊びに来ると家じゅうをパッと明るく照らすほどに電気を点けるのですが、帰宅した清野さんが「ちょっと明るすぎない?」とそっとランプを暗くする、というやり取りも。最初は好みの違いに戸惑いながらも、そのたびにお互いを尊重して調整を重ね、気づけば二人の生活スタイルにいい具合に溶け込んでいるのです。こうして日々少しずつ「家族らしさ」を育みながら、和やかな家庭を築いている壇蜜さん夫妻。壁を感じさせない穏やかなエピソードが、読んでいるこちらの胸もじんわり温めてくれます。

 

愛おしいペットたちとの生活

壇蜜さんはペット愛にもあふれています。猫の他にもキンカジューや蛇など変わり種の動物もいる賑やかな家で、ペットたちの世話や仕草を日記に綴ることで心の栄養にしているようです。2025年刊行の電子書籍『新・壇蜜日記3 ありがたい日々』には、こうしたペットとの触れ合いシーンが数多く登場します。たとえば、雪のように真っ白なロリートパガモの愛らしさや、気まぐれな猫たちとのゆるやかな時間。壇蜜さんはこれらの生きものたちを、忙しい仕事の合間の「ほっと一息タイム」として大切にしています。ペットとの触れ合いは家庭の雰囲気にも和やかさをもたらし、夫妻の会話や笑顔にも自然と生き生きとした色が付いているようです。

 

作家・エッセイストとしての現在

壇蜜さんはタレント活動以外にも、作家として精力的に執筆活動を続けています。これまでにエッセイ集や小説、写真集など多くの著書を発表し、2025年6月には2022~2024年の日記をまとめた『新・壇蜜日記3 ありがたい日々』を刊行。コロナ禍や自身の入退院を経た日常が丁寧な言葉で綴られ、不器用ながらも前向きに生きる姿が読者の共感を呼びました。夫の清野さんはこの本のあとがきを執筆し、「壇蜜さんは超イージーモードな生活もできるはずなのに、そうしないで自分に正直な道を選んだ」と彼女の真摯さを称えています。執筆活動は壇蜜さん自身の日常の発信でもあり、家庭での思いがけない出来事や、仕事への思いが読者に生々しく伝わる貴重な記録になっています。

 

声の仕事で広がる新たな一面

壇蜜さんはラジオやナレーションでも活躍の幅を広げています。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」では7年半にわたり金曜日のパートナーを務め、このほど卒業しました。リスナーの前ではあの独特な低い声と人柄を生かして、お茶の間では見られない一面を見せていました。さらに最近はNHK BSプレミアムの紀行番組『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』でナレーターを担当しています。番組中、走る電車の「ガタンゴトン」という音と彼女の落ち着いた語り口が相まって「寝落ちしてしまいそう」と称賛されるほどリラックスできると評判です。壇蜜さん自身も「この番組にはつい寝落ちする要素があるんですよね」と茶目っ気たっぷりに語っており、その声の魅力で視聴者を優しく包んでいます。

 

健康と支え合いながら未来へ

2023年は体調を崩し入院する日々もありましたが、壇蜜さんは周囲の支えに感謝しつつ前を向いています。長期休養を挟んだ後、ラジオでの復帰時には「今ここにいられるありがたさ」をかみしめる言葉を聞かせてくれました。病院でも日記を書き続けるほど誠実に状況と向き合い、治療のたびに夫やファンの存在に励まされている様子が伝わります。夫・清野さんとは互いの支え合い方を模索しながら、まさに「共犯者」のように人生を歩んでいきたいと語っています。これからも夫婦で支え合いながら、壇蜜さんは愛情と好奇心に満ちた毎日を紡いでいくことでしょう。優しさにあふれた家族のエピソードとともに、新たな挑戦を楽しむ姿が読者の心を温かく照らすはずです。

 

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