吉田鋼太郎、家族と歩む現在の暮らし 俳優としての顔と家庭人の素顔

男性芸能人

吉田鋼太郎さんは、渋い演技からコミカルな役柄まで幅広くこなす実力派俳優として知られています。遅咲きのブレイクを果たし、中高年の“イケオジ”俳優として人気を博してきました。しかし、その一方でプライベートでは結婚歴4回という波乱万丈な人生を歩み、60代にして幼いお子さんの子育てに励む良き家庭人の一面も持っています。今回は、吉田鋼太郎さんの現在の家族構成や過去の結婚歴、子どもたちとのエピソード、そして俳優としての顔と家庭での素顔について、詳しくご紹介します。

 

遅咲き俳優・吉田鋼太郎の華々しい活躍

まずは俳優としての吉田鋼太郎さんの姿です。1959年生まれの吉田鋼太郎さんは、大学在学中から劇団に入り長年舞台俳優として活動してきました。2000年代には故・蜷川幸雄さん演出のシェイクスピア劇で主演を務めるなど、演劇界では名の知れた存在でしたが、映像作品への本格進出は遅めでした。転機となったのは2013年の大ヒットドラマ**『半沢直樹』です。吉田さんは堺雅人さん演じる主人公の上司役で強烈な存在感を発揮し、一気に注目を浴びました。翌2014年のNHK朝ドラ『花子とアン』では炭鉱王の役柄を好演し、お茶の間にも顔が知られるようになります。その後もNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)や『麒麟がくる』(2020年)など話題作に次々出演。極めつけは2018年・2019年のテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』**で演じた主人公の上司で恋人役です。コミカルかつ味わい深い演技で大ブレイクし、吉田鋼太郎さんは名バイプレーヤーから国民的俳優へと駆け上がりました。渋い風貌とユーモアを併せ持つ俳優として、今やテレビや映画に引っ張りだこの存在となっています。

出典元:テレビ朝日  ドラマ『おっさんずラブ』

 

結婚はまさかの4回!驚きの結婚歴

華やかな俳優人生を送る吉田鋼太郎さんですが、私生活では結婚4回という驚きの経歴を持ちます。最初の結婚は吉田さんが20歳のときでした。お相手は一般女性で、当時若くして結婚式まで挙げたものの、入籍はしないままの事実婚状態でした。結婚生活の途中で些細な喧嘩から破局してしまい、この1回目の結婚(事実婚)は短い幕切れとなりました。

その後、正式な入籍を伴う2回目の結婚に踏み切ります。2度目の奥様も一般の女性で、お芝居関係の仕事をしていた方だったそうです。このお相手との間で、吉田鋼太郎さんにとって初めての子どもとなる男の子が誕生しました。しかし喜びも束の間、吉田さんの奔放な生活ぶりが原因で夫婦仲が悪化します。当時の吉田さんは酒好き・女性好きで知られ、「妻がいるのに別の女性とアパートで同棲してしまった」などと後に自ら語るほど豪快な浮気を繰り返していたそうです。その結果、奥様は幼い息子さんを連れて家財道具一式を持ち出し家出。同居が解消されたまま離婚に至ってしまいました。息子さんがまだ2歳のときのことでした。

懲りない吉田さんはその後3回目の結婚も経験します。3度目の奥様も一般女性で、年下の舞台関係者だったと言われます。さすがに3回目となると周囲も大騒ぎしなかったのか、詳細はあまり公表されていません。この結婚では子どもはもうけませんでしたが、残念ながらまたも離婚という結果に終わりました。

 

波乱を乗り越え現在の妻と結婚

3度の離婚を経験した吉田鋼太郎さんでしたが、人生を共に歩む真のパートナーと出会う運命が待っていました。現在の妻となる女性との出会いは2015年頃です。吉田さんは当時、元宝塚トップスターの安蘭けいさんと長年交際していましたが、それが破局した直後、知人が主催するパーティーで今の奥様と知り合いました。お相手の女性Aさん(一般の方なので仮にAさんとします)は銀座の高級クラブの元ママで、関西出身のスラリとした短髪美人だといいます。吉田さんは22歳年下の彼女に一目惚れし、猛アタックの末に交際からわずか4か月でスピード結婚しました。2016年元日、吉田鋼太郎さん56歳のときに迎えた4度目のゴールインです。業界でも「22歳差婚」は話題となり、銀座のママだった美人妻との電撃婚に驚く声も多く上がりました。

現在の奥様は一般の方ということもあり、お名前や写真は公にはされていませんが、吉田さん自身がバラエティ番組などで語るところによれば明るくパワフルな性格で、夫婦喧嘩をしても後に引きずらないサッパリした人柄なのだそうです。結婚当初は吉田さん56歳・奥様34歳という年齢差でしたが、世代ギャップを感じさせないほど仲睦まじく、都内のスーパーで仲良く買い物をする姿や、ペットショップを一緒に訪れる様子がしばしば目撃されています。結婚から年月を経ても夫婦関係は良好で、吉田さんも「4回目にしてやっと本当の幸せを掴んだ」と言えるのではないでしょうか。

 

現在の家族構成と子どもたち

そんな吉田鋼太郎さんの現在の家族構成は、4度目の奥様とお子さんたちです。先述のとおり2回目の結婚で誕生した長男が1人いますが、現在その息子さんは既に成人しており、おそらく母親と暮らしているため吉田さんの家庭からは独立しています(離婚後も親子の交流はあり、舞台を一緒に観劇するなど良好な関係だそうです)。そして現在の奥様との間には、2人の娘さんが生まれました。

まず、結婚5年目の2021年3月に長女が誕生します。吉田さんにとっては初めての女の子であり、60歳を過ぎてから授かった待望の我が子でした。当時吉田さんは「元気な女の子が生まれました。母子ともに健やかです。新しい命の誕生に大きな喜びと責任を感じています」と喜びのコメントを発表し、年長パパとしての決意を新たにしていました。さらに驚くことに、2025年1月には次女が誕生しています。吉田鋼太郎さん66歳にしてもう一人女児を授かったことになり、この事実は同年7月のイベントで本人から初めて明かされました。まさに「人生何が起こるか分からない」を地で行くような嬉しいニュースで、ネット上でも「お孫さんみたいだけど可愛くて仕方ないだろうね」「高齢パパだけど頑張って長生きしてほしい」など驚きと祝福の声が上がりました。

こうして吉田鋼太郎さんの子どもは、長男1人と長女・次女の計3人になりました。晩年に恵まれた娘たちは特に可愛く、大切な宝物となっているようです。

 

子煩悩ぶりが垣間見えるほほえましいエピソード

年を重ねてから授かった娘さんたちということもあり、吉田鋼太郎さんはすっかり子煩悩パパになっています。仕事では渋い演技で鳴らす吉田さんも、家庭ではデレデレの優しいお父さんです。その様子がわかるエピソードがいくつも伝えられています。

例えば、吉田さんは2歳の長女と「お医者さんごっこ」で遊んでいるとバラエティ番組で嬉しそうに語ったことがあります。娘さんにせがまれて、おもちゃの聴診器などが入ったお医者さんセットを買い与えたそうです。娘さんが「先生」役、吉田さんは専ら「患者」役になりきり、「パパ寝て~。病人になって~」とお医者さん役の娘さんに言われれば、ベッドに横たわって「先生…しんどいです、熱があるかもしれません…」と大げさに演技してみせるのだとか。プロの俳優らしい本格的なお芝居で娘さんに付き合う様子に、共演者から「ちゃんとお芝居するんですね!」と驚かれると、吉田さんは照れながら「俳優になって良かったなと思いますね」と笑顔で答えていました。小さな娘さんとのコミュニケーションに演技力をフル活用する姿は、微笑ましくもあり「さすが役者魂!」とスタジオを沸かせました。

また、家族でショッピングモールにお出かけした際の微笑ましい光景も目撃されています。夏の炎天下、都心の大型商業施設で当時2歳の長女が「パパー!これやろうよ~!」と嬉しそうに駆け寄ると、吉田さんは人差し指を唇に当てて「シーッ」と娘さんを落ち着かせつつも、「これね、うん、やろうね~」と目尻を下げて応じたそうです。その姿は終始デレデレで、奥様も帽子を目深にかぶりながら周囲の目を気にする風でもなく、優しい笑顔で父娘のやりとりを見守っていたといいます。買った飲み物を手に家族3人で仲良く歩く様子からは、吉田さんが年齢を重ねて授かったお子さんを愛情たっぷりに育てている様子が伝わってきます。「本当に家庭円満そうでほのぼのしました」という目撃者の証言通り、晩婚・晩産ではありますが温かな家庭を築いているようです。

 

家族との暮らしで変わった現在の生活スタイル

若い頃は自由奔放なプレイボーイだった吉田鋼太郎さんですが、今やすっかり家庭第一の生活スタイルに変化したようです。お酒や夜遊びが大好きだった吉田さんも、4度目の結婚以降は落ち着き、家庭で過ごす時間を何より大切にしています。実際、知人の話では吉田さんは基本的に家で過ごすのが好きなインドア派なのだとか。趣味は自宅で映画鑑賞をすることぐらいで、コロナ禍には自宅でゆっくり過ごす様子がメディアで紹介されたこともあります。しかし、そんな吉田さんの生活に変化をもたらしたのが家族とペットの存在です。

吉田家には子どもが生まれる前から飼っている大型犬がいました。ポルトガル原産の珍しい犬種(ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ)で、とても利口ですが見知らぬ人に警戒心が強く、吠え声も大きい犬だそうです。吉田さんご夫妻はこの愛犬を我が子のように可愛がり、さらに同じ犬種のワンちゃんをあと2匹も迎え入れました。犬3匹に囲まれた暮らしは賑やかそのものです。吉田さん自身、犬たちのおかげで以前よりアウトドア志向になったようで、散歩に連れ出して公園で一緒に遊んだり、フリスビーを投げて走らせたりといった姿が目撃されています。忙しいときは奥様が代わりに散歩することも多いようですが、休日には家族みんなでペット連れのお出かけを楽しむこともあるそうです。

しかし、都心の高級マンションで大型犬3匹を飼う生活には思わぬ苦労もありました。実は以前住んでいたマンションで、犬の鳴き声を巡って近隣住民とトラブルになり、引っ越しを余儀なくされたというエピソードも週刊誌で報じられています。ペット飼育可の物件とはいえ、「吠え声がうるさい」と苦情が出てしまったとのこと。それでも愛する家族(犬も含めて)のため、吉田さんは住環境を変える決断をしたのでしょう。現在は新たな住まいで、奥様と娘さん、そして3匹のワンちゃんと共に伸び伸びと暮らしているようです。家庭でリラックスして過ごす吉田さんの姿は、仕事の顔とはまた違った幸せそうな表情を浮かべていることでしょう。

 

俳優としての顔と家庭人としての素顔

吉田鋼太郎さんは、舞台やドラマで見せる迫力ある演技から一転、家庭では優しく穏やかなパパとしての素顔を見せています。若い頃は破天荒な私生活が度々話題になりましたが、今では家族を心から大事にし、公私ともに充実した人生を送っているようです。4度の結婚という経験について吉田さん自身は「さすがに5回目はないでしょう」とジョーク交じりに語ったこともありますが、それだけ現在のご家庭に安定と幸せを見出している証拠ではないでしょうか。

晩年に授かった小さな娘さん達と過ごす時間は、吉田さんにとって何ものにも代えがたい宝物です。66歳にして乳児のお世話に奮闘するのは体力的に大変な部分もあるでしょうが、「娘と二人きりの時間が一番輝いている」と語る吉田さんの表情からは、父親としての喜びが溢れています。家庭で培った優しさや愛情深さは、今後の俳優としての演技にも良い影響を与えてくれそうですね。

舞台・映像の世界でますます活躍を続ける俳優・吉田鋼太郎さん。その陰には、支えてくれる最愛の家族の存在があります。渋く頼もしい役柄で視聴者を魅了しつつ、自宅では笑顔で子どもをあやす良きパパ――。そんな公私二つの顔を持つ吉田鋼太郎さんのこれからに、ファンも温かい注目を寄せています。家庭の幸せを原動力に、今後もますますエネルギッシュに輝いていってほしいですね。

 

 

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