博多大吉とは?現在のプロフィール
博多大吉さんは、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」のツッコミ担当として活躍する人気芸人です。福岡県出身で、本名は吉岡廣憲(よしおかひろのり)。相方の博多華丸さんとともに1990年にコンビを結成し、長年地道な下積みを経てブレイクしました。2014年には漫才大会「THE MANZAI」で優勝し、一躍全国区の知名度を得ています。現在54歳(2025年時点)になった博多大吉さんですが、その博識ぶりや落ち着いた佇まいから「大吉先生」と呼ばれるほど信頼感があり、芸人のみならず司会者としても多方面で活躍中です。2020年にはテレビ番組の出演本数が年間548本に達し、男性タレントで堂々の1位となるなど、今や押しも押されもせぬ存在となっています。
出典元:スポニチアネックス / お笑いコンビ「博多華丸・大吉」
博多大吉の結婚と妻
博多大吉さんは2007年11月に結婚を発表しました。お相手は宮崎県出身の一般人女性です。学生時代の友人の紹介で知り合い、1995年頃から交際をスタートさせました。妻は博多大吉さんより2歳年下で、結婚当時は34歳でした。名前や詳しいプロフィールは公表されていませんが、博多大吉さん自身が「ゲゲゲの鬼太郎に登場する猫娘に似ているエキゾチックな美人」と周囲に説明していたことが知られています。切れ長の吊り目が印象的なショートヘアの美女とのことで、水木しげる先生(鬼太郎の作者)に見せたいほどだと惚れ込んでいる様子がうかがえます。交際期間中の1997年、博多大吉さんが所属事務所から一時活動休止を言い渡されて芸人生活を1年ほど離れた際には、妻が生活を支え経済面で支援してくれたといいます。12年間もの長い交際を経て結婚に至った背景には、どんな苦境の時も支えてくれた彼女への深い信頼と感謝の気持ちがあったのでしょう。今でも博多大吉さんはテレビ番組などで妻との仲むつまじいエピソードを語ることがあり、その絆の強さが伝わってきます。
妻との微笑ましいエピソード
博多大吉さんと妻とのエピソードは、ユニークで微笑ましいものがいくつか知られています。例えば、妻は天然な一面があるそうで、ある日突然後輩芸人が自宅に遊びに来ることになった際、「化粧をしていない顔を見せるのは嫌だ」と言い出しました。そこで博多大吉さんが「マスクで顔を隠せばいいよ」と提案したところ、なんと彼が趣味で集めているプロレスラーの覆面マスクを被って登場したそうです。自宅にプロレスのマスクがあることにも驚きますが、それを躊躇なく被ってしまう茶目っ気たっぷりの行動に、博多大吉さんも思わず苦笑したとか。このように、二人のやり取りからは仲の良い夫婦の日常が垣間見えます。また、博多大吉さんが過去にバラエティ番組で酔った勢いで「京子」という女性の名前を連呼したことがあり、「もしかして奥さんの名前では?」とネット上で噂になりました。しかし実際のところ妻の名前は非公表であり、その噂は真偽不明のままです。博多大吉さん夫妻はプライベートを大切にしているため詳細は明かされていませんが、エピソードの端々から互いへの信頼と愛情が感じられます。
博多大吉に子供はいるのか?
結論からいうと、博多大吉さん夫妻にはお子さんがいません。結婚から現在まで二人だけの生活を続けています。本人たちは子供を作らなかった理由について公に語ってはいませんが、博多大吉さんは以前「子供が少し苦手なんです」と打ち明けたことがあり、それが一因ではないかとも言われています。夫婦で話し合った末に子供のいない人生を選択した可能性もあります。なお、一部で「博多大吉さんの娘はアイドルだ」という噂が流れたことがありましたが、これは誤った情報でした。実はアイドルとして活動していたのは相方・博多華丸さんの次女で、岡崎百々子さんという方です。岡崎百々子さんはアイドルグループ「さくら学院」の元メンバーで、現在はBABYMETALのサポートダンサーも務めるなど活躍しています。この事実が混同され、「大吉さんの娘がアイドルらしい」というデマに発展したようです。博多大吉さん本人にはお子さんはいないため、当然アイドルの娘さんも存在しません。夫婦二人きりの生活ではありますが、そのぶん奥様との時間や絆を大切にしているのでしょう。
博多大吉の実家と兄弟姉妹
博多大吉さんは意外にも4人きょうだいの家庭で育ちました。家族構成は両親と、1歳年上の長女、もう一人姉がおり、博多大吉さん自身は長男(きょうだいの中で第三子)です。そして彼より年下の弟(次男)が一人います。幼少期は決して裕福ではなく、少し風変わりなお父様のもとで育ったと語られています。お父様は定職に就かず自由奔放な性格で、毎日スポーツ新聞を買ってきてはボートレースの予想に没頭するような人でした。博多大吉さんが子どもの頃、家族で上京してパンダを見に行こうとした際には、留守番をしていたお父様から「生活費として渡していたお金を全部福岡のボートレースですってしまったから、至急戻ってきてほしい」と連絡が入り、泣く泣く旅行を切り上げたという笑い話のようなエピソードもあります。かなり破天荒なお父様だったようで、博多大吉さん自身「正直、父のことは嫌いだった」と振り返ることもありました。ただ、お父様はすでに他界されており、博多大吉さんは「ネタにして笑いを取っているけれど、心の中では『ごめんね』と思っている」と複雑な胸中を明かしています。一方で、お母様は家計を支えるためパートの仕事を掛け持ちして家族を支え、姉弟たちも協力し合って育ったそうです。実家に帰省すると、年上のお姉さんから「芸能人ってみんな薬をやってるんでしょう?あんた大丈夫よね?」と冗談まじりに心配されることが毎回あるなど、今でも家族とはフランクなやり取りがあるようです。苦労の多かった幼少期の経験を博多大吉さんは時折ネタにしますが、それは家族への感謝と愛情の裏返しかもしれません。波乱万丈な実家で育ちながらも、母や兄弟姉妹との絆に支えられてきたことが伺えます。
現在の芸能活動:NHK「あさイチ」の顔として活躍
博多大吉さんは芸人としての活動のみならず、現在はテレビの司会者としても大活躍しています。その代表的な仕事がNHK朝の情報番組「あさイチ」のメインMCです。2018年4月から相方の博多華丸さんと二人でNHK「あさイチ」のキャスターに就任し、以来平日朝の顔として全国のお茶の間に元気と笑顔を届けています。生放送で視聴者の声にリアルタイムで応える番組だけに難しさもありますが、博多大吉さんは持ち前の安定感と優しい語り口で番組を盛り立てています。朝ドラ(連続テレビ小説)終了直後のフリートーク「朝ドラ受け」でも、博多華丸・大吉の軽妙な掛け合いが好評で、視聴者からも親しまれています。就任当初はバラエティ畑の芸人が朝の情報番組を仕切ることに驚きの声もありましたが、今ではすっかりNHK朝の看板MCとして定着しました。博多大吉さん自身も「朝の生放送を通じて視聴者と友達のようにつながっていきたいです」と語っており、その言葉通り視聴者に寄り添う柔軟な進行ぶりが光っています。
バラエティ番組やその他の現在の活動
「あさイチ」以外でも、博多大吉さんは数多くのレギュラー番組を抱えています。全国ネットのバラエティ番組から地元・福岡のローカル番組まで幅広く出演しており、お茶の間で見かけない日はないほどです。たとえば、フジテレビ系列では人気お笑いコンビ・千鳥と共演するトークバラエティ「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」に出演し、若手からベテランまで多彩なゲストと笑いを繰り広げています。また、日テレ系の「有吉ゼミ」などにもゲスト出演することが多く、コメント力の高さで番組を盛り上げています。地元福岡では冠番組「華丸・大吉のなんしようと?」にて、相方と共に福岡の街を巡り地元の魅力を再発見する番組を長年続けています。このように全国と地域双方で愛される存在です。さらに、テレビだけでなくラジオでも活躍中で、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」には不定期でゲスト出演し、軽妙なフリートークを披露しています。深夜のテレビ東京の飲み歩き番組「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」ではTOKIOの松岡昌宏さんとタッグを組み、大人の酒場トークを展開するなど、新たなジャンルにも挑戦しています。時にはお笑い賞レースの審査員や特番の司会など重要な役割も任され、業界内での評価も非常に高いです。これほど多忙でありながらも一つ一つの仕事を丁寧にこなす姿勢に、共演者やスタッフからの信頼も厚く、まさに現在の芸能界を代表する存在と言えるでしょう。
出典元:ネットもテレ東 /「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」
プライベートな素顔:家庭での様子や趣味
テレビや舞台ではスマートで博識な博多大吉さんですが、プライベートでは親しみやすい素顔を覗かせています。家庭では一人の優しい夫として過ごしており、あるトーク番組では「家族はスマホしか見ていなくて、自分は一人でテレビにツッコミを入れてしまうことがある」と苦笑いしながら明かしました。妻がスマートフォンに夢中でテレビを見てくれないため、ついつい独り言のように番組にコメントしてしまうそうです。「寂しい現実ですけどね」とボヤく姿には、多くの家庭人が共感したことでしょう。また、趣味のプロレス好きを公言しており、新日本プロレスの大ファンでもあります。学生時代には本気でプロレス団体に就職しようと履歴書を送ったほどで、今でもプロレスラーのマスクを収集しているほど熱の入れようです。そのコレクションが先述のエピソードで奥様に活用(?)されてしまうあたりもユニークです。他にもウルトラマンやドラえもんといった昭和のヒーロー・アニメが大好きで、関連グッズを日常的に身につけているそうです。そんな少年の心を忘れない一面も、博多大吉さんの魅力と言えます。さらに、健康面では几帳面な一面もあり、毎年人間ドックを受けるなど体調管理にも気を遣っています。50代となり若手の頃より体力が落ちたと感じることもあるようですが、「無理せず現状維持を心がけたいですね」とインタビューで語るなど、自身のペースを大切にしながら仕事と向き合っているようです。
まとめ:博多大吉の家族と現在
博多大吉さんは、支えてくれる家族の存在と自身の努力によって、芸能界で不動の地位を築き上げてきました。苦楽を共にした妻との強い絆や、実家の家族から受けた愛情が、その人柄の根底にあるのでしょう。現在はテレビで見ない日がないほど忙しい毎日を送りつつも、家庭では等身大の夫として過ごし、趣味を楽しむ一面も持ち合わせています。仕事面では全国放送の朝の顔として視聴者から親しまれ、笑いと安心感を届けています。これからも博多大吉さんは、温かい家庭に支えられながら、お茶の間に笑いと元気を届けてくれることでしょう。その人柄と実力で年齢を重ねてもなお進化し続ける博多大吉さんの今後の活躍からも目が離せません。
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